2011年 09月 21日
30Cmの天国 |
9月20日(水)
竹富二日目。地元のおじいもおばあも
台風15号ロウキーの進路に首をかしげている。
数年前に本島へ行って八重山にもどった台風はあったそうだ。
一週間以上、島は台風の中にあったと記憶を辿っている。
風はあるが今日こそと思いコンドイビーチへ。
西桟橋でしばらく西表島を眺め昼食は、たるりやで竹富産養殖車エビのフライ定食。誠にうまい。
そして、ゆるりとビーチへ。
まずは沖の広々とした浅瀬まで歩き、
水深15Cm地点で寝転ぶ。
空を雲が流れてゆく。
小さな波の音だけが聞こえる。
珊瑚や貝でできた白い砂を薄いブルーが撫でるように、彼方まで覆う。
陶然として、最後の鍵がはずれてしまう。
感覚が空と海に広がってゆく。
意識と思考に、サヨウナラ。
水深30Cm、シュノーケルとゴーグル、シューズだけつけて
白く光る貝や珊瑚をひろう。
幾千もの光の縞が水底を流れ、青のなかにきえてゆく。
3時間は天国にいたようだ。
レンブラント光が海面を照らし、
下界にいることを意識する。
by TAKA_1340
| 2011-09-21 14:31
| 八重山